敷地の南側に残る雑木林を、住まいの一部として取り込んだ住宅です。リビングの開口は林に向けて大きく取り、キッチンやダイニングからも緑が視界に入るよう、壁の位置と天井高を調整しました。
外部からの視線は、庭側の植栽と格子で自然に遮っています。カーテンを開けたまま過ごせることを、設計の初期から条件として共有していました。
断熱は付加断熱とし、開口部はトリプルガラス樹脂サッシを採用。UA値0.34、C値0.3を実測で確認しています。暖房は一台のエアコンで全館をまかなえる計画です。
内装は地域の杉と漆喰を中心に構成しました。年数を重ねるほど色が深まる素材を選び、住まい手とともに変化していくことを意図しています。
